2014年8月10日 (日)

今年で10周年記念「インターネット広告ビジネス」の特別講義(兵庫県立大学大学院)

 気がつけばもう1ヶ月以上前になりますが、今年も恒例の兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科でのインターネット広告ビジネスの特別講義を行いました。今年で遂に10周年(といっても途中1年お休みしたので9回目)。
 年々インターネット広告の対象範囲が広がっていきますので、3時間の長めの講義とはいえ、やはり対象の絞り込みが必要になります。今年はやや広告配信技術よりに寄せ、下記のような講演内容としました。

Photo_4

【 講演内容 】━━━━━━━━━━━━━━━━
1.インターネット広告の具体事例
2.なぜインターネット広告が注目されているのか
3.インターネット広告の模式化・指標・最適化
  ・基本モデル
  ・パーチェス ファネル
  ・ISAS
4.インターネット広告配信技術
  ・ターゲティング広告配信
  ・リターゲティング広告
  ・行動ターゲティング広告
  ・リッチメディア広告
  ・動画広告
  ・スマートフォン広告
  ・ネットワーク広告
  ・検索連動型広告
  ・ソーシャルメディア広告
5.プログラマティック広告 (DMP、DSP)
6.クラウドサービスを活用した広告配信
7.クロスデバイス広告
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Riken_cdb

 上の模型の写真は講義を行った教室が入っているビルの入り口にあるもので、スーパーコンピューター「京」の入っているビル(というかビル1棟がスパコン)のすぐ隣にあるのがわかるかと思います。ちょっとびっくりするのは、その奥のビル一棟まるまるが冷却専用の施設であることです。超高速計算機は発熱の凄さがわかります。

 下の写真は、授業の帰りに一駅隣にある話題の「理研のCDB」で記念撮影したものですが、先週、このビルの上をたくさんヘリが飛んでいるみたいだとの連絡をもらい、ニュースサイトをチェックしたところ、あの悲しい事故があったことがわかりました。

2013年8月13日 (火)

ヤマダ電機で3Dプリンター Cube と CubeX の現物見てきました

Cube

 池袋のヤマダ電機LABI1日本総本店3階の3Dプリンターコーナーへ行ってきました。家電量販店でもついに3Dプリンター販売開始かとニュースなっていたやつです。初めて3Dプリンターの現物を見たのですが、いろいろな色のエントリーマシン Cube とそれらで印刷されたプラスチックの造形物がプリンターの回りにずらりと並んでいて感動しました。後、上位機種の CubeX が2台ほど置かれていたのと、壁沿いに機種別に作られた造形物がショーケースの中にが置かれていました。

Labi_1_3d_4

 1台の Cube が実際に稼働していて、動画の通り、網状の iPhoneケースを印刷していましたが、夏休みなので朝早めに店に行き、店員さんを独り占めにして質問を浴びせてきました。最大の関心事は衝動買いで Cube を買うか、家で大避難を浴びつつ上位機種 CubeX 購入を強行突破するかに関わる質問群ですが、その差異が聞いてみてよくわかりました(とはいえ Cubeも16.8万円の10%ポイントバックでハードルは高いです!)。

Cubex Cubeでは16色の樹脂が使えるのですが、一つの造形物には1色しか使えません。デスクトップに置くなら造形物の大きさは14cm立方のものまでで1色のみ(ヘッドは1つ)でいいという割り切りをしているようです。上位機種の CubeX はそれより造形サイズを大きくしたいか(Cube比1辺最大2倍弱)、同時色数を増やしたいか(最大3色)、積層ピッチを細かくしたい(Cube比1/2)という方が購入されそうですが、家に置くには値段以上にスペースが問題になりそうです。

 140 x 140 x 140mm、417,900円、1色 → Cube
 275 x 265 x 240mm、417,900円、1色 → CubeX
 230 x 265 x 240mm、459,900円、2色 → CubeX Duo
 185 x 265 x 240mm、522,900円、3食 → CubeX Trio

Cubeiphonecase

 3Dプリンターは樹脂を解かして薄く重ねていくことで造形しますが、使える樹脂はABS樹脂PLA樹脂の2種類があり、できあがりの堅さ、口に入れた際の安全性、色の塗りやすさ等により樹脂を選択するそうです。実際、できあがった造形物を触って見ると微妙な弾力性の違いや、造形中の歪みがわかりました。3Dプリンターはデータ通りのサイズにできあがりそうに思いますが、実際にこの素材選択や熱管理というのがノウハウのようです。

Cube_cubex_output_showcase

 3Dプリンターで利用するソフトとして、3次元図形データ用の標準フォーマットである.STLファイルを Cube での印刷用データに変換する Cube Software というものがあります。

これは単純に図形から積層印刷用のコマンドに変換するだけでなく、3次元図形を樹脂の積層で下から上に積み上げていく際に内部の構造をどうしておけば崩れないかの計算や、空中に浮いている図形を印刷時に支えるために後で取り除く取り除きやすい部位のデータ生成や、縦長の人形のようなものが倒れないような底面の薄い網のようなもののデータ生成など、物作りの詳細を意識しなくてもそれなりに物が作れる計算をしてくれます。このソフトは、3Dプリンターを購入しなくても、Cubifyのサイトからダウンロードして試すことができました。

Cubify1

 Cube Softwareがあれば流通している3次元図形データを取り込んでリサイズしたり傾けたりして印刷することができますが、大元の3次元画像に手を入れたり、大元の3次元図形データを一から作成したい場合などには、3Dモデリングソフトが必要です。様々なソフトがあると思います我、Autodesk 123D などのフリーソフトを利用することもできます。

 3次元図形データは Cubify が提供するマーケットプレイス以外にも、国内外で下記のようなものがあります。

 DMM 3Dプリント:  3Dプリンターがなくても印刷も依頼できるサイト
 DELMO: 3Dプリンター用フィギュアデータ共有サイト
 Thingiverse: 3Dデータダウンロードサイト
 Shapeways: 3Dプリンターデータのマーケットプレイス

Cubify2_3

 その他諸々情報としては、Cube購入時に1つ樹脂がつきますが、その色は選べないそうです。また、Cubeには Wi-Fi は着いているものの、信頼性高くファイル転送するにはUSB経由でデータを移すのがお勧めだそうです。

帰りに池袋のヤマダ電機LABI1日本総本店のすぐ裏にあるビックカメラ池袋本店パソコン館2階にも3Dプリンターーがあるとの情報で立ち寄りましたが、写真の通り「自作する3Dプリンター  CellP 組み立てキット」1台が展示されているだけでした。組立てキットは141,800円で組立てを依頼すると+35,000円とのことでした。対応してくれた店員さんは調整が難しいかもしれないので組立て依頼がお勧めなのと、3Dプリンターを買うのもいいけれど、DMMでは3D印刷のサービスなんかもやってますよと教えてくれました(これヤマダ電機対抗トーク?)。この3Dプリンターの領域、35年ぐらい前にパソコンの組み立てキットと完成品が店頭に併存していた時代を思い出させますね。

Cellp_2

 結局、Cube を買うかはまだ考え中なのですが、どう使うかのイメージがどれぐら膨らむか、マーケットプレイスにどれぐらい面白いものが手頃な値段で流通するかあたりが短期的な決め手になりそうです。今のところ、いいデザインや、おもしろ企画もの(例えばスタートレックの服装をした自分のフィギュア作りなど)はそれなりの値段がしています。先々は、複数色利用、樹脂の高級感、印刷スピードあたりが改善すると爆発しそうな気がします。

2013年7月 7日 (日)

9年目・8回目の兵庫県立大学大学院「インターネット広告ビジネス」の特別講義

Photo_3  今年で9年目、8回目となった兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科での「インターネット広告ビジネスの最前線」の3時間にわたる特別講義の内容は、大きな流れでは同じですが、昨年1年スキップしたこともあり、内容をかなり変えてみました。
 デバイス的にはモバイルの部分はすべてスマートフォンに換え、動画・リッチメディア広告の内容も増やしました。サーチ広告の部分は内容を絞り、同じ運用型広告でもDSP/Ad Exchange等の話を増やしました。また、新しいトピックスとしてアド・ベリフィケーションを追加したり、ソーシャルメディアについては、広告よりもそれを活用したキャンペーン事例に切り換えました。

Photo_2  写真の左側がスパコン「京」が入っている理研の計算科学研究機構の建物で、右側がそこと廊下でつながっているた兵庫県立大学大学院計算機科学センタービルになります。最寄り駅の「京コンピュータ前駅」の回りはあまり2年前と変わっていませんが、ポートライナーで1~2駅三ノ宮駅寄りの「医療センター駅」~「市民広場駅」までは、神戸の医療産業都市構想に従ってビルがずいぶん増えたようです。

 今回、特別講義の最後に、同志社大学モビリティ研究センター長の佐藤健哉教授が飛び入り参加してくれました。佐藤教授とは20年ちょっと前に、スタンフォード大学計算機科学科のDavid Cheriton教授の研究室で客員研究員として滞在していた仲なのですが、まさか20年ぶりの再開・会話がこの講義での質疑応答になるとは思いもよりませんでした。特別講義を開催している中本幸一教授と佐藤教授が同じ組込システム領域の研究者という縁で再会をはたすことができました。

【 講演内容 】━━━━━━━━━━━━━━━━ 
1.インターネット広告の具体事例
2.なぜインターネット広告が注目されているのか
3.インターネット広告の模式化・指標・最適化
4.インターネット広告配信技術
  ・ターゲティング広告配信
  ・アドネットワーク
  ・動画広告
  ・スマートフォン広告
5.サーチエンジン・マーケティング(SEM)
  ・リスティング広告、サーチエンジン最適化(SEO)
6.ランディング・ページ最適化(LPO)
7.ソーシャルメディア活用マーケティング
8.リアルタイム入札型広告( Ad Exchange / DSP / DMP )
9.アド・ベリフィケーション
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2013年2月11日 (月)

数十年ぶりに出会った「汽車会社 蒸気機関車製造史」に感動

1  3先日大阪の実家に寄った際に、一昨年亡くなった父の本棚から、40年前に発行された「汽車会社蒸気機関車製造史」という本を持ち帰った。「汽車会社」は、鉄道の父「井上勝」が鉄道庁長官を退官後、1896年に大阪に設立した国産鉄道車両メーカーで、この本が発行された1972年に川崎重工と合併するまでの70年以上にわたり、数々の機関車・車両を製造してきたメーカーである。父はSLファンではなく、汽車会社の社員だった。消えゆくJR関西線のSLを追いかけていたのは、父ではなく私の方だった。だから、ある日、父がこの本を家に持ち帰った時も、それが貴重な本であることはすぐにわかった。この本を最後に見たのは中高生ぐらいだったと思うので、この本に出会ったのは数十年ぶりということになる。

4  5この本にはたくさんの蒸気機関車や貴重な客車の写真や図面の他に、当時の工場の様子等も載せられている。その写真を見て、一度、父に電車の製造工場に連れていってもらったことを思い出した。大きな電車のボディーがクレーンでつるされていて、それが電車の台車の上に降りてきたかと思うと、溶接が始まり火花が散る。ああいうちょっと危険で凄い光景を子供が見られたのも当時だからできたのかもしれない。

13  8数十年ぶりに本を読み込んでみて、新たな発見もあった。機関車や客車以外にバスや戦車を作っていたのは当時も意外だったので気がついていたが、実は結構たくさんの「橋」も作っていたようで、うちの近所の隅田川にかかる「駒形橋」も汽車会社が製造したというのには驚いた。

 この本、保存状態もたいへんよく、これからも大事に保管して、またしばらくして、じっくり読んでみたいと思う。

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2012年4月 8日 (日)

「地球生命の火星起源説」~カリフォルニア工科大学ジョセフ・カーシュビンク教授~

Mars 先週のNHKコズミック・フロントの「私たちは火星人!?」というタイトルをみて、いや~さすがに毎回ワクワクする番組だけれど、今回はちょっとタイトルがんばりすぎ?と一瞬思いましたが、どっこい、堂々とまじめにカリフォルニア工科大学ジョセフ・カーシュビンク教授(Joseph L. Kirschvink)の「地球生命の火星起源説」をわかりやすく解説してくれました。
生命誕生には高分子な物質が自然発生する環境が必要で、そのためには水があるだけではだめで、乾燥と湿潤の繰り返しが必要とのこと。それには陸と海の境界線が理想的だけれど、生命が誕生したと推定される40億年前の地球には海だけで陸がなかった。一方、40億年前の火星には海と陸の両方があり、より生命誕生には適していたと考えられ、火星で誕生し岩石の中で生息していた細菌が、火星への隕石衝突の結果、宇宙へ飛び出し、地球までやってきたと考える方が可能性が高いというのが「地球生命の火星起源説」です。
でも、さすがに隕石が地球にやってくるには相当な時間がかかり、宇宙線も浴び、大気圏突入でも高熱にさらされるでしょうという疑問にも、火星→地球間の飛行時間は、計算上0.1%の隕石が10万年以内に(細菌の冷凍凍結保存効果で大丈夫なのかな)、そのうち10数個の隕石は10年以内に到達すること、耐宇宙線細菌というものも存在すること、大気圏突入時でも40度以上になるのは岩石の表層から3ミリのところまでという実測から、この一見突飛に見える仮説も決して簡単に否定できないもののようです。
いずれにしても「地球生命の火星起源説」を提唱するジョセフ・カーシュビンク教授の想像力と検証力の馬力にはたいへん驚かされました。

2012年1月 3日 (火)

20年前の自分の技術論文にGoogle Booksで再会

MUSTARD - A Multiprocessor UNIX for Embedded Real-Time Systems アルファベットで自分の名前を検索していたら、20年前にNECで並列計算機用オペレーティング・システム(OS)の開発をしていた時に書いた英語の技術論文の全文にヒットしました。自分でもすでにどこにいったかわからない文書にネット上で遭遇するというのはちょっと不思議な気分です。
 論文のタイトルは、"MUSTARD: A Multiprocessor UNIX for Embedded Real-Time Systems"というもので、1991年4月に開催された"International Symposium on Shared Memory Multiprocessing"という学会で発表したもので、後に、"Shared memory multiprocessing"という本にまとめられ、Amazon でも販売されていたので Google Books の検索にヒットしたようです。
 4~8台程度のプロセッサがメモリを共有して動作しているシステム上に、組込み機器用のリアルタイム制御用OSが動作していて、さらにその上にユーザーインタフェース用のUNIX-OSが動いているという環境で、いかにしてリアルタイム制御の応答性能を落とさずにOS全体をコントロールするかという論文で、久々に眺めてみてとても懐かしく思いました。
 実は元旦に、1年放置していたロボットの組み立てを開始したのですが、サーボモーターの初期調整をするための制御ボードとパソコン間のシリアル通信がうまくいかず、めげていたのですが、昔はこういうの得意だったんですよね。。。

2011年11月 3日 (木)

世界最速スパコン「京」が入っている建物の前の巨大そろばんのオブジェ

SorobanKei 昨日の朝日新聞に世界最高速スーパーコンピュータ「京」の全面広告が掲載されてました。800台ものラックがずらりと並び建物全体がスパコンになっていて、全体で1秒間に1京回の計算ができる優れものです(1番じゃなきゃダメなんです!)。
 この「京」は、神戸ポートアイランドにある理化学研究所計算科学研究機構の建物の中に鎮座しています。この夏、7月22日に写真の右側に隣接している兵庫県立大学大学院に、非常勤講師として特別講義に行った際に撮影した写真をいつかブログにアップしようと思っていたのですが、この記事で思い出してアップすることにしました。
 ビルの前には、巨大そろばんのタマを縦に並べたようなオブジェがあります。ビルの前で、「これ全体の大きさがスパコンかぁ」と思うとかなり感動します。私の大学時代の研究テーマは並列処理による高速計算機アーキテクチャ設計でしたが、実際に開発していたプロトタイプの大きさは、電子レンジぐらいの大きさでしたから。
Riken そうそう最寄り駅の名前も「京コンピュータ前」となっていました。駅名に『コンピュータ」の文字が入っている駅は、日本でもここだけではないでしょうか。
 
 今年で7年目になった兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科での「インターネット広告ビジネスの最前線」の3時間にわたる特別講義の内容は、基本フォーマットに毎年のトピックスを加えていっていますが、今年は下記の7,8項にある「Ad Exchange / DSP / SSP」といった新世代アドネットワークと、Facebookに代表される「ソーシャルメディア広告」を加えてみました。Ekimei

【 講演内容 】━━━━━━━━━━━━━━━━
1.インターネット広告の具体事例
2.なぜインターネット広告が注目されているのか
3.インターネット広告の模式化・指標・最適化
4.インターネット広告配信技術
  ・ターゲティング広告配信
  ・アドネットワーク
  ・スマートフォン広告
5.サーチエンジン・マーケティング(SEM)
  ・リスティング広告
  ・サーチエンジン最適化(SEO)
6.ランディング・ページ最適化(LPO)
7.新世代ネットワーク広告( Ad Exchange / DSP / SSP )
8.Facebook広告 ~ソーシャル化するWeb領域~
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Kougi久々のブログ更新となりました。

2011年5月 6日 (金)

NII論文情報ナビゲータ CiNii (サイニィ)

 Google Alert で自分の名前をひっかけておくと、ブログや講演記録や昔の論文のアーカイブなどがひっかかりますが、最近ひっかかったのが「国立情報学研究所(NII)論文情報ナビゲータ CiNii (サイニィ)」内に登録されていたの25年前の懐かしい論文でした。CiNiiには国内の学会論文などが登録されていますが、CiNii内で改めて自分の名前で検索してみると、情報処理学会、NEC技報、電気協会報に登録された9件の論文が4人分の名前に分かれてで登録されていました(プログラマ崩れのネット広告屋らしいところ)。
 3人は「広屋修一」で、それぞれ別々の所属の時の論文なので同一人物かどうかわからない表記になっていて、これらが同一人物だという申告ができるInterfaceになっていました。また、1人は「広尾修一」で名前の誤植でしたが、これも問題指摘できるInterfaceになっていました。
 論文概要一覧を改めて見て、OS/並列プログラミング時代、Webサービス/ISP構築時代、ネット広告時代の思い出が蘇りました。

Ronbun

2011年4月23日 (土)

確率論的地震動予測地図

Jishin1  今月の科学雑誌 Newton の特集は「原発と大震災」で110ページにわたって、東関東大震災、巨大地震発生メカニズム、福島第一原発事故、次にひかえる超巨大地震という内容になっています。その特集の最後にあった、地震調査委員会公表の2010年1月規準の「確率論的地震動予測地図」に興味を持ち、少し検索してみると、このデータを元にした「地震ハザードステーション」というサイトがあり、よくできていると思いましたので紹介します。
 サイトに行くと、google map 上にデフォルトで「30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率の分布図」が日本列島規模スケールで表示されていまして、自分が住む地域を拡大して「震度5弱以上、5強以上,6弱以上、6強以上」などをパラメータに表示することができますし、活断層がどこにあるかもわかります。
 2010年1月規準では今回の「東関東大震災」は予想しにくかったように思えますし、今回の大震災により、地震の予測モデルも大きく変化するのだと思いますが、こういう情報の公開を続けることは防災にとってたいへん意味あることだと思います。
Jishin2 Jishin3

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2010年2月21日 (日)

3D映画「アバター」、BMIが理解できないとキツイかも

 先日、話題の3D映画「アバター」を見に行ってきました。「3D映画も見とかなきゃな」ぐらいの軽い気持ちで行ったのですが、構想14年・製作4年というだけあって、相当緻密な映画で、驚きました。パッケージ販売になったら即購入ですね(3Dメガネ付?、あるいは3Dテレビのキラーコンテンツとしてバンドル?)
 SF映画とは言え、あれだけの話題作となるとそれなりに年齢が高い人もたくさん来ていて、帰りのロビーでオバサマたちが「なんだかよくわからなかったけど、あれ夢だったのかしら?帰って息子にあらすじ聞いて見るわ」と言っているのが聞こえてきました。確かに冒頭でそんなに丁寧にアバターの説明していないので、最近話題の「考えるだけで機械が動くBMI(Brain-Machine-Interface)」とかのニュースなんかを見たことがある人やSF的な素養がないと、ちょっと内容についていくのがキツイかもしれません。
 映画「マトリックス」も、「脳→サイバー・ワールドで戦う」でわかりにくいですが、あれは「夢」って割り切って考えれば、まぁ、それはそれなりの映画の楽しみ方になるんでしょうが、「アバター」では「脳→ネットを通じてBMI的に→パンドラ星で活動できる人間とパンドラ星人"ナヴィ"を組み合わせたリアルな肉体でミッションを実行する」であり、さらに、そのアバターが尻尾をいろいろなものに巻き付けて、パンドラ星の動物と交信したり、「魂の木」を通じて、惑星全体を司る植物的知的生命体「エイワ」と交信したりするのですから、SF素養のないオバサマには相当ハードルが高いと思いですよね(下記の映像はパンドラ星の解説映像:約4分)。オバサマたちは映画の最後の方のシーンで「アバター」と主人公ジェイクの両方が同時に映像に現れてようやく理解できたか、混乱に陥ったか、すでにその時点で寝ていたか。。。

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