2011年12月25日 (日)

映画「スラムドッグ$ミリオネア」の舞台 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

スラムドッグ$ミリオネア  インド・ムンバイを舞台にした2008年公開の映画「スラムドッグ$ミリオネア」を見ました。この映画が公開されたちょうど2008年に、私もムンバイから車で4時間ほど奥地にある都市である業務を開始しました。業務開始前の視察の際に、映画で主人公ジャマールと初恋の彼女ラティカとが運命的な出会いと別れを繰り広げた舞台の「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅」にも寄り、しばらく駅で人と列車を眺めたり、ムンバイを車で移動する際にスラムの横を通過していたので、かなりリアリティ高く見ることができました。インドのバイタリティをたいへんよく描き出せている映画です。この年の11月にはこの駅で同時多発テロが発生しますが、映画に出てくる混沌とした状況がそのままそこに存在していたような気がします。
  この映画、インドを舞台にした映画ではありますが、いわゆるボリウッド映画(ムンバイの旧称ボンベイ+ハリウッドからの造語)ではないので、ボリウッド映画の定番である出演者がいきなり全員で踊り出すシーンは映画途中にはないのですが、映画の一番最後にジャマールとラティカが中心になってチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅で大勢か踊るシーンは”そうそうボリウッドはこうでなくちゃ”と思わせます。

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

2010年10月17日 (日)

米国ネットユーザーの年代別コンテンツ共有手段

 18~24歳の米国インターネットユーザーはコンテンツを共有するのにEmailよりFacebookを多用するというおもしろいデータがeMarketerの記事にありましたので、同じデータを2つの切り口でグラフにしてみました。高齢層で電話が入っているのもおもしろいですね。
年代別コンテンツ共有手段1年代別コンテンツ共有手段2

2010年10月11日 (月)

「行動ターゲティング広告の自主規制プログラム」を米メディア/マーケティング業界が策定

 米国の下記のメディア/マーケティング業界団体が「行動ターゲティング広告の自主規制プログラム」(Self-Regulatory Program for Online Behavioral Advertising)を策定しました。

 -American Association of Advertising Agencies (4A’s)
 -American Advertising Federation (AAF)
 -Association of National Advertisers (ANA)
 -Council of Better Business Bureaus (CBBB)
 -Direct Marketing Association (DMA)
 -Interactive Advertising Bureau (IAB)
 -Advertising Initiative (NAI)

このプログラムは、下記の5つの重要なコンポーネントから構成されています。Advertising-Option-Icon

Advertising Option Icon
 行動ターゲティング広告の上かその近くや、行動データ収集しているWebページにアイコンが表示され、これをクリックすることで十分な説明やオプトアウトが容易になる。実際にはこのページのような形で利用されるようです。

www.AboutAds.infoAboutAds.info
 行動データを収集したり行動ターゲティング広告を使う企業は、上記の Advertising Option Icon等を利用して www.AboutAds.info サイトへ訪問することを推奨する。また、行動ターゲティング広告に興味を持つ企業はこのサイトへ登録することで、消費者が簡単にオプトアウトできる仕組みを提供できる。

Consumer Choice Mechanism
 消費者が www.AboutAds.info を訪れることで、全部または一部の会社の行動履歴収集を簡単にオプトアウトできる機能を提供する。

Accountability and Enforcement
 CBBBとDMAは2011年から、実施状況のモニタリングと強化、消費者苦情解決管理に関する責任を持つ。DMAとCBBBは、この自主規制を守っていくためのモニタリング技術を導入する予定である。

Educational Campaign
 業界と消費者間でこのプログラムの認知向上をはかるため、業界団体は広く啓蒙活動を行っていく。

2010年5月16日 (日)

米国ディスプレイ広告レポート"2010 Display Advertising Study"(Collective-media社)

 Collective-media社発表の "2010 Display Advertising Study" のレポートに、米国アドネットワーク/アド・エクスチェンジ関連の調査データが載っていましたので、気になるグラフのタイトル名と項目名をささっと和訳して、データを引っこ抜いてみました。

           
  Ad Network を使う一番の理由は何ですか?
      2009年 2010年  
    リーチ 68% 72%  
    ターゲティング 61% 65%  
    最適化 46% 41%  
           
  Ad Network間で何が一番違いますか?
      2009年 2010年  
    ターゲティング 19% 18%  
    視聴者構成 - 13%  
    広告在庫品質 23% 11%  
    サイトの透明性 12% 10%  
    リーチ 3% 8%  
           
  ■どんなターゲティングを利用していますか?
      2009年 2010年  
    デモグラフィック 72% 70%  
    行動ターゲティング 69% 59%  
    コンテンツマッチ 60% 56%  
    サイト・カテゴリ 67% 47%  
    地域 60% 43%  
    リターゲティング 48% 38%  
           
  Ad Exchangeを利用する際に最も重要なことは何ですか?
      2010年  
    ターゲティング 55%  
    価格 52%  
    最適化 46%  
    分析 44%  
    リーチ 41%  
           
  Ad Exchange がいつかは Ad Netowrk に取って代わると思いますか?
      2010年  
    YES 28%  
    NO 72%  
           
  Ad Network の性能を評価するのにどのような指標を利用しますか?
      2010年  
    CTR 64%  
    CPC 61%  
    CPA 48%  
    ブランド認知度向上力 35%  
    インタラクション率 33%  
    ブランド好感度向上力 25%  
           

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米国2010年第1四半期のディスプレイ広告の配信数は1兆回を超え、売上は27億ドルに

US Display Ad (2010 1Q)  comScore社の発表によると、2010年1~3月米国におけるディスプレイ広告の、配信数は1.1兆回(前年比15%増)、売上は27億ドルだったとのことです(平均CPM2.48ドル)。ここでいうディスプレイ広告には、リッチメディア広告は含み、動画広告、自社広告、2500ピクセル以下の小さな広告は含まないとのこと。

 グラフは媒体別のディスプレイ広告配信比率を示しますが、Facebook が1763億回/四半期で、Yahoo!の1316億回/四半期を超えて一位となっています。原典はコチラ。

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2010年1月 6日 (水)

スマートフォン向けアドネットワーク事業へ参入します

 昨日、クライテリア・コミュニケーションズ社では、cci と共同で「スマートフォン向け広告事業への参入について」というプレスリリースを行いましたが、内容は、
 1.スマートフォン向けアドネットワークサービス(「Adjust」の対象領域拡大)
 2.媒体社向けスマートフォン用コンテンツ開発支援
 3.スマートフォン・アプリケーション開発会社向けアプリケーション内広告開発支援

となります。

Mobile ad networks  奇遇にも、Apple が Quattro Wireless を275M$で買収かというニュースが流れました。ちょうど2ヶ月前にも google がモバイルアドネットワーク会社を750M$で買収というニュースがあり、米国ではスマートフォンを含むモバイル・アドネットワークの領域が非常に活発化しているといえます。右図(クリックで拡大)は、Mobile Marketer誌に"Mobile ad network: Who's No.1?"という記事があり、その中で北米上位6社のアドネットワークのユニークユーザー数が載っていたものをグラフ化したものです。このグラフでは、AdMob と Quattro Marketer がそれぞれユニークユーザー数ランキングで3位と6位に位置していることがわかります(それにしても買収金額が高い)。

2009年11月23日 (月)

バイラル動画「Evian Roller Babies」~evianで若々しく活きる~

 昨日テレビの海外CM紹介で見た「Evian Roller Babies」のバイラル動画、圧巻のクオリティです。「evianで若々しく活きる(evian live young)」を極端に訴求するとこういうビデオになるんですね。

2009年9月13日 (日)

なるほどねと唸った「認知テスト」

 カンヌ国際広告際で金賞をとった「ロンドン交通局」のCM「AWARENESS TEST」というのをテレビでやっていて、なるおどねぇという体験をしました。内容を書くとネタバレになるので、とにかく下記の「白組は何回パスをするでしょうか?」というテストを試してみて下さい。 http://dothetest.co.uk/ には他にもおもしろい映像がありますよ。

2009年7月20日 (月)

アポロ11号月面着陸40周年記念でNASA月面活動ビデオをデジタル修復して公開

Apollo_11_video_2Apollo_40th_anniversary  小学校の頃、アポロ11号の月面着陸のシーンをテレビで見てずいぶん感動しましたが、それは、月探査衛星「かぐや」が撮影した月面越しに地球が昇っていく「地球の出」のような鮮明なイメージでもなければ、宇宙ステーションに滞在する若田飛行士が気さくにカメラに語りかける臨場感溢れる映像でもありませんでした。白黒で見えにくくて、重苦しくて、見ていて窒息するんじゃないかと思うような映像なのに、月に人類がいるというイメージだけで、なんだかすごく感動した思い出があります。
 NASAは7月20日のアポロ11号月面着陸40周年記念行事(右図)の一環として、アポロ11号のアームストロング船長が月面へ着地したシーンや月面に星条旗を立てたシーン等をデジタル修復して公開(左上図)しました。40年前の感動が蘇ります。

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2009年6月23日 (火)

Facebook と MySpace のポジショニング・マップ

 先週、「Facebookがついに合衆国でもMySpaceを抜き去る」という記事がありました。全世界では、すでに Facebookが2億人、MySpaceが1.3億人で抜き去っていますが、米国ではちょうど7千万人あたりで抜き去ったんですね。個人的には、調査用にアカウントを作ったのは2年ほど前ですが、ここ数ヶ月で、普段自分で利用するようになったのは Facebook です。回りで使い始める人が増え始めると加速度的に増えることを実感している最中です(まだ、リアルに知っている人の間で、あっ、ご無沙汰ですという感じでどんどん繋がっていってる感じですが)。
Facebook_myspace でも、同じSNSといっても、Facebook と MySpace ってずいぶん違うよな、これ誰かわかりやすく整理してくれないかなと思っていたら、先日の6月9日に、Web広告研究会で「世界のソーシャルネットワークの現状とプロモーション活用について」というセミナーがあり、マイスペース株式会社の大蘿社長がプレゼンで使っておられた左図のようなものが一番わかりやすかったです(内容は急いでの板書なので多少違っていたらすいません)。また、MySpace を「バーチャルなイベントスペース」ととらえ、あまりウェットな会話にはせずに、ビジュアルでドライな関係で、たくさんの人が集まればよいと割り切って考えていて、コミュニティ運営も、その場所にふさわしくないものはどんどん削除していくというスタンスがはっきりしていると感じました。
 そういう意味では、Facebook の方は顔が見えているウェットなコミュニティで、MySpaceの方はメディアとコミュニティの間ぐらいという感じで、そういう意味では会員獲得レースレース前半で MySpace の方が先行していた理由もなんとなくわかる気がします。Facebookの方は前半ゆるりと立ち上がりますが、ひとたびネットワークが構築されるとどんどん広まっていく性質を持っているんでしょうね。……<続きを読む>……

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